フィードバックを送る

問題の誤り・ご要望・不具合など、お気軽にお送りください。

閲覧中のページのURLも一緒に送信されます。個人運営のため、返信できない場合があります。

トップ › 乙4 › テーマ別の問題 › 危険物の類と第4類に共通する性質

乙4「危険物の類と第4類に共通する性質」の問題と解説

性質・消火 16問・5択

危険物は第1類から第6類まであり、酸化性固体・可燃性固体・引火性液体など、類ごとに性質が大きく違います。第4類(引火性液体)には「蒸気は空気より重い」「水に溶けないものが多い」「静電気がたまりやすい」といった共通の性質があり、性質・消火の科目の最初に問われることが多いテーマです。

よく問われるポイント

  • 第1類〜第6類の性質の名前と特徴
  • 第4類に共通する性質(蒸気は空気より重い、水より軽く水に溶けないものが多いなど)
  • 水に溶ける(水溶性の)代表的な物質

危険物の類と第4類に共通する性質の問題を解く

選択肢をタップすると、すぐに正誤と解説が表示されます。問題の順番は毎回入れ替わります。

何問解きますか?

このクイズは JavaScript で動作します。ブラウザの JavaScript を有効にしてください。

まずは解説記事で整理する

収録問題を読む(全16問)

タップすると正解と解説が読めます。まずはここでざっと目を通して、仕上げに上のクイズで実力チェックしましょう。

各問題には、正解の理由と他の選択肢が誤りとなる理由を掲載しています。問題を解いた後に解説を開いて確認してください。

問1 類ごとの性質 危険物の類と、その性質の組合せとして正しいものはどれか。
  • (1) 第2類……引火性液体
  • (2) 第3類……自己反応性物質
  • ✅ (3) 第1類……酸化性固体
  • (4) 第5類……酸化性液体
  • (5) 第6類……可燃性固体

解説:第1類は酸化性固体、第2類は可燃性固体、第3類は自然発火性物質及び禁水性物質、第4類は引火性液体、第5類は自己反応性物質、第6類は酸化性液体です。

覚え方:1酸固・2可固・3自禁・4引液・5自反・6酸液。

根拠:消防法 別表第一

問2 類ごとの性質 危険物の類ごとの一般的な性状について、誤っているものはどれか。
  • (1) 第1類と第6類の危険物は、それ自体は燃えない
  • ✅ (2) 同じ類に属する危険物であれば、適した消火方法はすべて同じである
  • (3) 第2類の危険物は、比較的低い温度で着火しやすい可燃性の固体である
  • (4) 第3類の危険物には、空気にさらされると自然発火するものや、水と接触すると発火・可燃性ガスを発生するものがある
  • (5) 第5類の危険物は、分子内に酸素を含み、自己燃焼しやすいものが多い

解説:同じ類でも物質によって適した消火方法は異なります。たとえば第1類のうちアルカリ金属の過酸化物は水と反応するので注水できませんが、ほかの多くの第1類には大量の水が有効です。第4類でも、水溶性のものには水溶性液体用の泡が必要です。第1類・第6類は不燃性で、ほかの物質を燃えやすくする酸化性の物質です。

問3 第4類の共通性質 第4類の危険物に共通する一般的な性質について、誤っているものはどれか。
  • (1) 引火性の液体である
  • ✅ (2) 水に溶けやすいものが多い
  • (3) 蒸気比重は1より大きく、蒸気は低い所に滞留しやすい
  • (4) 液体の比重は1より小さいものが多い
  • (5) 電気の不導体であるものが多く、静電気がたまりやすい

解説:第4類の多くは水に溶けにくい(非水溶性)物質です。水に溶けにくく水より軽いものが多いため、燃えているときに水をかけると、危険物が水に浮いて火災が広がるおそれがあります。アルコール類やアセトンなど水に溶けるものもありますが、少数派です。

問4 水溶性 次の危険物のうち、水によく溶けるものはどれか。
  • (1) ガソリン
  • (2) 灯油
  • ✅ (3) アセトン
  • (4) ベンゼン
  • (5) 軽油

解説:アセトンは水によく溶ける水溶性の第1石油類です。アルコール類・アセトアルデヒド・酢酸・グリセリンなども水溶性です。ガソリン・灯油・ベンゼン・軽油は水に溶けません。

問5 類ごとの性質 第6類の危険物について、正しいものはどれか。
  • ✅ (1) 酸化性の液体で、それ自体は燃えない
  • (2) 可燃性の固体である
  • (3) 引火性の液体である
  • (4) 自然発火性の固体である
  • (5) 自己反応性の液体で、加熱すると爆発的に燃える

解説:第6類は酸化性液体で、それ自体は燃えませんが、ほかの可燃物の燃焼を激しくします。過酸化水素や硝酸などが代表例です。

問6 類ごとの性質 危険物の類と代表的な物質の組合せとして、誤っているものはどれか。
  • ✅ (1) 第6類……灯油
  • (2) 第1類……塩素酸カリウム
  • (3) 第2類……硫黄
  • (4) 第3類……ナトリウム
  • (5) 第5類……ニトロセルロース

解説:灯油は第4類(引火性液体)の第2石油類です。第6類は過酸化水素・硝酸などの酸化性液体です。

根拠:消防法 別表第一

問7 類ごとの性質 第2類の危険物について、正しいものはどれか。
  • (1) 酸化性の固体で、それ自体は燃えない
  • (2) すべて水と反応して水素を発生する
  • (3) 常温で液体のものが多い
  • ✅ (4) 比較的低い温度で着火しやすい可燃性の固体である
  • (5) 酸素を含み、自己燃焼する

解説:第2類は可燃性固体で、比較的低い温度で着火しやすい性質があります。硫黄・赤リン・鉄粉・金属粉・マグネシウム・引火性固体などが含まれます。水と反応するのは金属粉など一部です。

問8 類ごとの性質 第3類の危険物について、誤っているものはどれか。
  • ✅ (1) 第3類の危険物は、すべて大量の水で消火するのがよい
  • (2) 空気にさらされると自然発火するものがある
  • (3) 水と接触すると発火したり可燃性ガスを発生したりするものがある
  • (4) カリウムやナトリウムは、灯油などの保護液中に貯蔵する
  • (5) 黄リンは、水中に貯蔵する

解説:第3類には水と反応して発火したり可燃性ガスを出したりする禁水性物質が多く、注水が適さないものがあります。カリウム・ナトリウムは灯油などの保護液中、黄リンは水中に貯蔵するなど、物質ごとに扱いが違います。

問9 第4類の共通性質 第4類の危険物に共通する性質として、正しいものはどれか。
  • (1) 蒸気は空気より軽い
  • (2) 液体の比重は1より大きいものが多い
  • (3) 電気をよく通す
  • (4) すべて水によく溶ける
  • ✅ (5) 常温で引火の危険があるものが多い

解説:第4類は引火性液体で、常温(20℃前後)でも引火の危険があるものが多くあります。蒸気は空気より重く、液体は水より軽いものが多く、電気を通しにくく、水に溶けないものが多いのが共通の性質です。

問10 第4類の共通性質 第4類の危険物の蒸気について、正しいものはどれか。
  • (1) 空気より軽いので、天井付近にたまりやすい
  • (2) 空気と同じ重さなので、室内に均一に広がる
  • (3) 水に溶けて消えるので、たまることはない
  • ✅ (4) 空気より重いので、低い所やくぼみにたまりやすい
  • (5) 蒸気は燃えない

解説:第4類の蒸気は空気より重く、低い所やくぼみにたまり、床をはって遠くまで流れることがあります。離れた場所の火源で引火するおそれがあるので、換気や蒸気の排出に注意します。

問11 第4類の共通性質 第4類の危険物の一般的な性質について、誤っているものはどれか。
  • (1) 引火点が低いものほど引火の危険性が大きい
  • ✅ (2) 水に溶けないものはなく、すべて水で薄めれば安全になる
  • (3) 電気の不導体が多く、静電気がたまりやすい
  • (4) 発火点が低いものもある
  • (5) 液体の比重は1より小さいものが多い

解説:第4類の多くは水に溶けず、水で薄めることはできません。水に溶ける(水溶性の)ものも一部ありますが、薄めても引火の危険がなくなるわけではありません。

問12 第4類の共通性質 第4類の危険物の性質について、正しいものはどれか。
  • ✅ (1) 流動性が高く、火災になると拡大しやすい
  • (2) 燃焼範囲の下限値が低いものほど危険性は小さい
  • (3) 蒸気比重が1より小さいものが多い
  • (4) 沸点が高いものほど蒸発しやすい
  • (5) 引火点が高いものは、加熱しても引火しない

解説:第4類は液体で流れやすいため、火災になると燃えている液体が流れて火災が拡大しやすい性質があります。燃焼範囲の下限値が低いほど危険で、蒸気比重は1より大きいものが多く、沸点が低いものほど蒸発しやすい性質です。引火点が高くても、加熱されれば引火します。

問13 水溶性 次のうち、水に溶ける(水溶性の)危険物の組合せはどれか。
  • (1) ガソリン、灯油
  • (2) ベンゼン、トルエン
  • ✅ (3) アセトン、エタノール
  • (4) 軽油、重油
  • (5) 二硫化炭素、キシレン

解説:アセトンとエタノールはどちらも水によく溶けます。ガソリン・灯油・ベンゼン・トルエン・軽油・重油・二硫化炭素・キシレンは水に溶けません。

問14 水溶性 水溶性の危険物の火災に使用する泡消火剤として、正しいものはどれか。
  • (1) 普通の泡消火剤
  • ✅ (2) 水溶性液体用泡消火剤(耐アルコール泡)
  • (3) 泡消火剤は水溶性の危険物には一切使えない
  • (4) 水で薄めた泡消火剤
  • (5) どの泡消火剤でも効果は同じ

解説:水溶性の危険物に普通の泡をかけると、泡が溶けて壊れてしまいます。泡が消えにくい水溶性液体用泡消火剤(耐アルコール泡)を使います。

問15 類ごとの性質 第5類の危険物について、正しいものはどれか。
  • ✅ (1) 分子内に酸素を含み、加熱や衝撃で爆発的に燃えるものが多い
  • (2) それ自体は燃えず、ほかの物質を燃やす酸化性の液体である
  • (3) 水と反応して、可燃性の水素ガスを発生するものが多い
  • (4) 常温(20℃)で気体の状態にあるものが多い
  • (5) 泡や二酸化炭素による窒息消火が最も効果的である

解説:第5類は自己反応性物質で、分子内に酸素を含むものが多く、外から酸素がなくても加熱や衝撃で爆発的に燃えることがあります。そのため窒息消火は効果がなく、大量の水で冷却する方法がとられます。

問16 類ごとの性質 第1類の危険物の火災の消火について、正しいものはどれか。
  • (1) すべての第1類の危険物に、大量の水が有効である
  • (2) 第1類の危険物は燃えないので、消火の必要はない
  • (3) 窒息消火が最も効果的である
  • (4) 第1類の危険物には、二酸化炭素消火剤だけが有効である
  • ✅ (5) アルカリ金属の過酸化物は水と反応するので、注水を避け、乾燥砂などを用いる

解説:第1類の多くは大量の水で冷却して分解を抑えますが、アルカリ金属の過酸化物(過酸化カリウムなど)は水と反応して発熱・酸素を放出するので注水を避け、乾燥砂などを用います。第1類は自ら酸素を出すため、窒息消火は効果がありません。

当サイトは危険物取扱者試験の実施団体とは関係のない個人運営サイトです。試験日程・受験料などの最新情報は、必ず一般財団法人 消防試験研究センターの公式サイトをご確認ください。

性質・消火のほかのテーマ

ほかの科目のテーマ

性質・消火の問題をまとめて解く › 🕐 模擬試験(35問・2時間)›